留学期間が長期になればなるほど悩むのが保険。
決して安くはない海外旅行保険。しかし、万が一の時を考えると補償が充実していることも重要。
そこで、実体験を踏まえて、長期留学時の補償内容として大切にしたいポイントが含まれているAIG損保をご紹介します。
非居住者として海外渡航する場合
海外旅行保険に加入することが前提ですが、1年以上海外滞在を予定しているならば住民票を日本から抜くのがお勧め。
住民票を抜く=非居住者
ただし、住民票を抜くことで、
という、経済面での大きなメリットがあります。
居住者のまま留学した場合の健康保険料
個人的には、海外旅行保険に加入するならば、健康保険に加入する必要はないと思っています。治療費は海外旅行保険でカバー(AIG損保ならば基本的には金額無制限)できます。
例え健康保険に加入していても、治療費の3割程度は負担しなければならないので、医療費が高額な海外滞在中は不向きです。
国民健康保険の保険料は主に前年の収入金額から決まります。
もし前年の収入が0円だった場合、翌年の保険料は市町村にもよりますが、約1~2万円/年。
一方で、前年に収入があった場合は、例え医療機関にかからなくても高額な保険料を支払う必要があります。医療機関にかかったとしても3割負担は変わりません。
前年の給与収入と翌年の保険料の例(参考)
前年の給与収入が300万円
→翌年の保険料は約20万円/年
前年の給与収入が500万円
→翌年の保険料は約35万円/年
※退職後の保険料には上限金額が設けられています。詳細はこちらでご確認ください。
住民票を抜かずに居住者のままの場合、上記のように高額な保険料が必要です。非居住者となることで、これらの健康保険料を支払い必要がありません。
居住者のまま留学した場合の住民税
住民税はその年の1月1日に住民票がある市町村に納めます。税額は前年の収入を基に算出されます。
非居住者・居住者関係なく、2020年1月1日に渡航する場合、~2020年5月と2020年6月~2021年5月の住民税を支払う必要があります。
一方で、非居住者として2019年12月31日に渡航する場合、~2020年5月のみの住民税の支払いで済みます。
前年の給与収入と翌年の保険料の例(参考)
住民税は都道府県・市町村や保険料控除の条件によって異なるので、概算としてご紹介します。
詳しくはこちらでシミュレーションできます。
前年の給与収入が300万円
→翌年の住民税は約16万円/年
前年の給与収入が500万円
→翌年の住民税は約30万円/年
もはや居住地でない都道府県・市町村に数十万円の住民税を支払うメリットは思い浮かびませんよね。
留学保険に加入する3つの理由
海外旅行保険は決して安くはありません。それでも海外旅行保険に加入する理由としては大きく3点。
1. 留学先の入国の際に求められる保険の条件に合致している
国や学校によっては、留学期間をカバーしている保険に加入することが条件になっている場合もありません。
考えられる理由はいくつかありますが、最も大きな理由としては、日本と比べて医療費が高額であることが挙げられます。
大抵の留学生は医療費に大金をかけられるほど裕福ではないので、医療費が払えないという状況を回避するためかと思います。
海外旅行保険なら、留学時に必要な条件をカバーしている補償プランになっているので安心。
2. 健康にまつわるトラブル以外にも補償される
海外滞在時のトラブルとして、健康に関するトラブルの他に、渡航時の手荷物に関するトラブル(いわゆるロストバゲージ)や航空機に関するトラブル。
海外旅行保険ならば、プランにもよりますが基本的にはこれらのトラブルにも対応してくれます。
3. 万が一に備えての安心感
一番大きな理由がこれです。上でも述べましたが、海外での医療費はとにかく高額です。
万が一の際に、お金のことを気にすることなく医療機関を頼ることができるのはとても安心。
保険料を節約したばかりに、医療費を支払えずに留学を途中辞めにして強制帰国…という事態だけは避けたいですよね。
カナダでの医療費の例
肺炎にかかり、高熱を発症し、約10日間入院。
→約300万円
骨折時の治療費
→約8万円
健康保険に加入しないことと充実した補償と安心感を考えると、海外旅行保険への加入もそこまで高額ではないように感じられるのではないでしょうか。
加入中の生命保険を確認
掛け捨て保険の場合はともかく、終身保険は解約せずに継続を選ぶ方が多いでしょう。
非居住者(海外滞在)でも補償を受けることが出来る生命保険もあります。
実際に私が加入しているケガの保険の補償は海外滞在中でも有効でした。(別途申し込みは必要です。)
海外旅行保険にも様々な補償金額のプランがあります。それに伴い保険料も変わります。
少しでも無駄を省くためにも、現在加入している生命保険との兼ね合いを考えて海外旅行保険のプランを検討してみてください。この機会に保険を見直すのもおすすめ。
長期留学にAIG損保を選ぶ5つの理由
一言で海外旅行保険と言っても、様々な保険会社で用意されています。
補償内容の大枠は基本的に同じであると考えて大丈夫ですが、細かい補償内容やサービスは保険会社によって異なります。
盲点だった補償内容や痒いところに手が届くサービスがAIG損保の海外旅行保険には含まれています。
【公式サイト】
AIG損保
http://www.au-hoken.com/
1. キャッシュレス治療
提携している現地の病院に受診した場合、当日の支払いが不要になります。
高額な医療費を建て替える必要がないので安心ですね。
☞実際にバンクーバー留学中にキャッシュレスで診察を受けてみた。安心した。
2. 歯科治療費補償
治療費は無制限補償と言っても、歯科治療費の補償は別であることが多いです。
出国前に歯科治療を済ませておくことが前提ですが、それでも留学中は何が起きるか分かりませんよね。
歯科治療のために一時帰国するのもなかなか大変です。
AIG損保ならば、6か月以上の申し込みで上限金額はあるものの、歯科治療費も補償してくれます。
ただし、オンラインの申し込みではなく、別途資料請求をして確認・申し込みをする必要があります。
【公式サイト】
AIG損保
http://www.au-hoken.com/
3. 安心の日本語サービス
異国の地で一人で医療機関にかかるのはなかなか大変。
病院の選定ももちろん大変ですが、何より難しいのが、自分の症状を現地語で伝えることではないでしょうか。
英語が得意な人も同業者ではない限り医療用語は身近ではないので、そもそも単語の意味が分からないという事態に陥ります。
AIG損保ならアシスタンス・サービスで病院の選定だけではなく医療通訳もお願いすることができます。
☞やっぱり安心。バンクーバー留学中に医療通訳をお願いして受診してみた
4. 申し込み期間の延長・短縮
別途手続きは必要ですが、留学期間の変更に伴い、被保険期間の延長・短縮が可能。
留学期間が長期であるほど、出国前に帰国日を決めることは難しいものです。
出国後でもフレキシブルな対応をしていただけるのはありがたいですよね。
5. 日本への一時帰国中の補償
3か月以上の加入で、一時帰国中の日本での受診費用が自動で補償対象。
日本に一時帰国中に慣れている病院で治療できるのはありがたいですよね。
AIG損保 海外旅行保険の詳細情報
【資料請求公式サイト】
AIG損保
http://www.au-hoken.com/
留学は希望に満ち溢れている反面、不安もあります。
まずは自分に合った海外旅行保険を見つけて、一つずつ不安を解消していきましょう。
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