日本から一番近いヨーロッパの街、ウラジオストク。
日本のパスポート所持者もウラジオストクを含むロシアの一部の地域へ簡易電子ビザで渡航できるようになったことから、日本からの観光客も増えています。
コンパクトな街だからこそ、短期間・低予算で楽しむことができます。
1. 鷲の巣展望台で夜景を楽しむ
ウラジオストクは港町。鷲の巣展望台からの景色は昼も夜も格別です。
途中地点まではケーブルカーに乗車することも可能です。
昼間の見晴らしの良さはもちろんお勧めですが、夜景もお勧め。
夜景好き&写真好きならいつまででもいられます。日の入りの少し前~日の入り直後なら観光客も多く、治安の面でも安心です。
ケーブルカーで降りる予定の方はケーブルカーの終電に注意。意外と早いです。
2. シベリア鉄道スタート地点のウラジオストク駅
ウラジオストクは、シベリア鉄道のスタート地点。
ここからモスクワまでの長い電車の旅が始まります。
駅のホームまでは無料で入ることができます。
今はもう使用されていないモデルの機関車。歴史を感じます。
3. マリインスキー劇場で憧れのオペラ鑑賞
せっかくロシアを訪れたならば、マリインスキー劇場でバレエやオペラを鑑賞するのはいかがでしょうか。
ロシアのサンクトペテルブルクで有名なマリインスキー劇場の系列劇場がウラジオストクにもオープンしました。
日本では考えられない程のリーズナブルな値段で本場のバレエやオペラが楽しめます。
事前に公式ホームページで席を予約しておきましょう。
日中の演目で予約する席が3,4階であれば、ドレスコードを気にしなくて大丈夫でした。
1,2階の席や夜の演目ならば、ある程度きちんとした服装で鑑賞した方が良いかもしれません。
4. 壁画を求めてウラジオストクの街をお散歩
ウラジオストクの街歩きの楽しみの一つに壁画探しはいかがでしょうか。
あまりにも何気ないところに立派な壁画があるので、こんな路地に?!と驚くはずです。
今回は私が旅行中に見つけた壁画をご紹介します。
5. 本場のロシア料理
一度は食べたい本場のロシア料理。左から、クレープ、ボルシチ、ハッシュドビーフです。
ボルシチはパンの器の中に入っていたので、パンをスープに浸けて食べられました。味付けも食材も私の好みそのもので、美味しかったです。
朝早くから営業しているおしゃれなカフェも多いので、優雅なモーニングタイムを過ごしてみるのもいかがでしょうか。
私が訪れていた期間(9月)にはちょうどカニ祭りが開催されていて、街中のレストランでカニが頂けました。
1.2 kgのカニを丸ごと購入して茹でて貰い、ひたすら剥いて食べました。
【必見】ウラジオストク観光の基本情報
日本人にはまだあまり馴染みがない観光地ですが、ウラジオストクは中国や韓国では家族旅行としてだけではなく、女子旅としても人気なスポットのようで、沢山の観光客が訪れていました。
町並みはどこからどう見てもヨーロッパ。そして、周りにはキリル文字が溢れているので誰でもロシアを感じることができます。
ウラジオストクには地下鉄などがないため、バスやタクシーが重要な移動手段。日本に比べてバスもタクシーも安いです。
行先をきちんと確認することをお忘れなく(英語が通じない運転手が多いので、写真やガイドブックを見せるのがお勧め)。
予想以上にアップダウンが激しい街なので、歩きやすい靴が必須です。
気になる詳細情報
治安
良好
もちろん、夜遅くの外出や人気のない路地裏は注意が必要。
言語
ロシア語
英語はあまり通じず、英語表記もあまりない。
両替
空港・市内共に両替可能
空港は到着時間が遅い場合は閉店。
現地ATMを使ったキャッシングでの両替に不安がある場合は、初日分(休日到着の場合は、次の平日までに必要な現金)を日本で両替して持っていくのがおすすめです。
レートのいいウラジオストク市内両替銀行はこちら。
http://www.kbsammit.ru/
クレジットカード
レストランやホテル、スーパーでは利用可能
タクシーや小さなお店ではクレジットカードを利用できないことも多いです。
お勧め滞在日数
2泊3日又は3泊4日
特にオペラ鑑賞をするなら3泊4日がおすすめ。
気候
沿岸部のためロシアのイメージの割には暖かい
9月中旬に渡航した際は、日中は半袖で十分でした。朝晩用に薄いパーカーがあると安心です。
WiFi
あまり充実していません
英語もあまり通じないので、必要な時にロシア語の翻訳ツールや地図、お店情報検索などを使用したいですよね。
日本からWiFiルーターを持っていくのが安心です。コスパのいいWiFiルーターはこちらの記事でご紹介しています。
ホテル
ホテルのランクにもよりますが、使い捨てのアメニティはあまり充実していません。
連泊の場合、ベッドメイキングは毎日してもらえますが、シーツやタオルの交換の有無については別途確認する必要があります。
購入したいお土産
マトリョーシカ
お酒(ジョージアワイン、ウォッカなど)
小物雑貨はお土産店で、お酒はリカーショップ(一部はスーパーでも購入可能)で購入可能。
ロシアのバラマキ土産として人気のアリョーンカのチョコレートは、街中のほとんどのスーパーで購入できます。
リーズナブルな値段・豊富な種類・個包装なのでお勧め。
このブランドのお菓子を何種類か食べてみましたが、どれも美味しかったです。
このイラストが目印。
空港で購入したこのチョコレートケーキ6個入りのお菓子。
もちろんおいしかったのですが、帰国後に開封したところ、5個しか入っていませんでした…。残念。
これから日本人の人気観光スポットになるであろうウラジオストク。是非訪れてみてくださいね。
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